「糖尿病予備群向けの重症化予防プログラム」を開始 日本生命

 日本生命保険は、「糖尿病予備群向けの重症化予防プログラム」の研究・開発に取り組む計画を発表した。第1弾として2018年4月から、大阪の日生病院が中心となりスマートフォンを使った重症化予防プログラムを開始する。10月以降に順次拡大させ、2~3年後のサービス提供開始を目指す。

糖尿病予備群や保健指導者が利用しやすいプロクラムを目指す

 「糖尿病予備群向けの重症化予防プログラム」は、自宅での血圧測定や血液検査などをもとに、日常的に医師のアドバイスを受けられるというもの。オムロンヘルスケアの血圧計や体重計、富士フイルムの簡易血液検査キットを使って血圧や血糖値などのデータを収集・分析する。

 さらに、自宅や会社で測定したデータはインターネット経由で病院のデータベースに自動的に蓄積され、スマホのアプリを通じて日生病院の医師や保健師が特定保健指導を行う。

 まずは日本生命の糖尿病予備群の社員約50人を対象に実証実験を始める。こうした取組を進化させていくために、大阪大学医学系研究科と包括協定にもとづき、共同研究も実施するという。

 得られた成果をもとにプログラム単体でのサービス提供や、新商品開発に生かすことを検討している。保険会社の収益安定につながる健康寿命の延伸に取り組むと同時に、蓄積したデータを活用し新たな保険商品の開発に役立てるのが狙い。

 日本生命は4月に、糖尿病などの生活習慣病を保障する医療保険の新商品も発売すると発表した。糖尿病予備群や保健指導者が利用しやすい仕組みを作り、「人生100年時代」に備える。

日本生命保険相互会社